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青空の下を歩く通勤中の人

転職活動はいつ始める?在職中に動くときの時期の考え方

2026年10月4日

「そろそろ転職したい」と思いながら、仕事が落ち着いてから、ボーナスをもらってから、と先延ばしにしているうちに、気づけば何か月も経っている。そんな方は少なくないと思います。

転職活動に「この月が正解」という時期はありません。ただ、求人の動きと、自分の側の都合を両方並べてみると、動きやすい時期は見えてきます。

この記事では、在職中に転職活動を始めるときの時期の考え方を整理します。

この記事の内容
  1. 転職活動に「いい時期」はある?
  2. 求人が出やすい時期は、いつと言われている?
  3. 自分の側のタイミングで考えること
  4. 退職したい時期から逆算するといつ動く?
  5. 状況別:始める時期の考え方の例4つ
  6. 「いつか」のまま止まらないために
  7. よくある質問

転職活動に「いい時期」はある?

求人は一年を通して出ています。だから、「この時期を逃したら転職できない」ということはありません。

そのうえで、時期を考えるときに見るところは2つです。

  • 会社側の事情 … 求人が出やすい時期、採用が動きやすい時期
  • 自分側の事情 … 仕事の繁忙期、賞与の支給日、退職の申し出の期限、気持ちや体調の状態

どちらか片方だけで決めるより、両方を並べて「この時期なら無理なく動ける」というところを探すのがいいと思います。

求人が出やすい時期は、いつと言われている?

一般には、会社の年度や人事の動きに合わせて、求人が増えやすい時期があると言われています。

時期一般に言われる会社側の動き自分側で考えたいこと
1月〜3月新年度に向けた採用が動きやすい年度末の繁忙期と重なりやすい
4月〜6月新年度の体制が決まり、欠員の補充が出てくる夏の賞与の支給日を確認する
7月〜9月下半期に向けた採用が動きやすい夏季休暇を面接の日程に使える
10月〜12月年内や年明けの入社に向けた採用がある冬の賞与と年末の繁忙期を確認する

これはあくまで一般的な傾向で、業界や会社によって違います。事務職は欠員の補充で募集が出ることも多いので、時期に関係なく良い求人が出ることがあります。時期を待つより、気になる求人をこまめに見ておくほうが確実だと思います。

求人の時期はあくまで目安です。自分が動ける時期のほうを優先して大丈夫です。

自分の側のタイミングで考えること

在職中に動くなら、会社側の時期より、自分の側の事情のほうが大きく影響します。確認しておきたいのは次のところです。

  • いまの仕事の繁忙期 … 面接の日程を取りにくい時期と、退職を切り出しにくい時期
  • 賞与の支給日と条件 … 支給日に在籍していることが条件になっている会社もあります。就業規則で確認しておきましょう
  • 退職の申し出の期限 … 何か月前までに伝えるかは、会社の就業規則に書かれていることが多いです
  • 有給休暇の残り … 面接や、退職前の休みに使えるか
  • 気持ちと体調 … いちばん大事なところです

最後の項目は、ほかの条件より優先してほしいと思っています。私は、通勤が往復3時間になった会社で体調を崩して退職しました。体調が崩れてからでは、転職活動を進める余力も残りにくくなります。しんどさが続いているなら、時期を待たずに、まず情報を集めるところから始めていいと思います。

退職したい時期から逆算するといつ動く?

「この頃には新しい職場にいたい」という時期があるなら、そこから逆算すると、動き出す時期が決めやすくなります。

一般的な流れを並べると、次のようになります。

  1. 準備 … 自己分析、職務経歴書の作成、求人を見始める
  2. 応募と面接 … 書類選考から面接、内定まで
  3. 退職の申し出と引き継ぎ … 就業規則の期限に合わせて伝え、引き継ぎをする
  4. 入社

それぞれにかかる期間は人によって大きく違います。応募する数や面接の回数、引き継ぎの量によって変わるので、余裕をもって数か月は見ておくのが安心です。

働きながら進めるスケジュールの組み方は、在職中の転職活動。働きながら進めるスケジュールの組み方に詳しく書いています。退職の伝え方は、退職の切り出し方。タイミングと、角が立たない伝え方を参考にしてください。

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私も複数のエージェントを並行して使っていて、そのうちの一つがアデコでした。プッシュされなかったので、気持ちが楽でした。なお、アデコ経由で転職が決まったわけではありません。並行して自分で受けていた会社のほうが条件に合い、そちらに決めています。

向かい合って話をしている二人

状況別:始める時期の考え方の例4つ

例1:いまの仕事が忙しくて、面接の時間が取れない

繁忙期のあいだは、職務経歴書を書く、求人を眺めるなど、時間の融通がきく準備だけ進めておきます。落ち着く時期が見えたら、そこから応募を始めます。準備が先に済んでいると、動き出してからが早くなります。

例2:賞与をもらってから辞めたい

支給日と、支給の条件を就業規則で確認します。そのうえで、支給日のあとに退職の申し出ができるように、内定の時期を逆算して動き始めます。

例3:入社して1年未満で、早すぎるか迷っている

在籍期間だけで判断しなくて大丈夫です。辞めたい理由を「合わなかった条件」として言葉にできるかを先に考えてみてください。言葉にできたら、求人を見始めてもいい時期だと思います。

例4:とくに不満はないけれど、なんとなく先が不安

急いで応募しなくても、求人を見たり、エージェントに話を聞いたりするだけでも、いまの自分の立ち位置が分かります。情報を集めることと、転職を決めることは別のことです。

例3について、私は新卒で入った会社を2ヶ月で辞めています。短い在籍期間の伝え方は、20代の短期離職は不利じゃない。新卒2ヶ月で辞めた私がやったことにまとめました。

「いつか」のまま止まらないために

時期を考えているうちに、何も動かないまま時間が経つことがあります。完璧なタイミングを待つより、小さく始めておくほうが、いざというときに動けます。

  • 職務経歴書を一度書いてみる
  • 気になる求人を週に一度だけ見る
  • 就業規則で、退職の申し出の期限と賞与の条件を確認する
  • エージェントに登録して、話を聞いてみる

どれも、転職を決めていなくてもできることです。職務経歴書は、私も書くときに「書くことがない」と思いました。でも実際は、やってきたことが言葉になっていなかっただけでした。早めに一度書いておくと、自分が何をしてきたかが見えて、時期の判断もしやすくなります。

書き方は、事務職の職務経歴書。「書くことがない」と思ったときの棚卸しのしかたに手順を書いています。

退職の申し出の期限や、賞与・有給休暇の扱いは、会社によって違います。時期を決める前に、いまの会社の就業規則を一度確認しておきましょう。

まずは、カレンダーに「繁忙期」と「賞与の支給日」を書き込んでみてください。動ける時期が見えてきます。

よくある質問

転職活動は、仕事を辞めてから始めたほうがいいですか?

収入が途切れない、焦って決めずに済むという点で、在職中に始めるほうが進めやすいことが多いです。ただ、体調を崩しているなど、続けるのが難しい場合はこの限りではありません。

転職活動には、どのくらいの期間がかかりますか?

人によって大きく違います。準備、応募と面接、退職の手続きと引き継ぎがあるので、余裕をもって数か月は見ておくと安心です。

ボーナスをもらってから辞めても問題ありませんか?

一般的には問題ありません。支給日に在籍していることが条件になっている会社もあるので、就業規則で支給の条件を確認しておきましょう。

求人が少ない時期に動くのは不利ですか?

求人は一年を通して出ています。事務職は欠員の補充で募集が出ることも多いので、時期にかかわらず、気になる求人をこまめに見ておくのがいいと思います。

入社して半年でも、転職活動を始めていいですか?

始めて大丈夫です。在籍期間よりも、辞めたい理由を条件の言葉で説明できるかのほうが大事です。

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さぶこ

この記事を書いた人|さぶこ

新卒2ヶ月で退職 → 外資系商社の営業事務 → メーカーで商品企画を約10年。転職を何度も重ね、副業も6つ試して失敗しました。いまは在宅で働いています。「スキルがない」と思っていた頃の自分に渡したいことを書いています。

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