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机に向かって考えている人

退職の切り出し方。タイミングと、角が立たない伝え方

2026年9月24日

辞めると決めたあと、いちばん気が重いのが「最初のひとこと」だと思います。

私も何度か経験しましたが、毎回ここが怖かったです。切り出したあとのことより、切り出す瞬間のほうが重い。

この記事では、いつ・誰に・どう言うかを、順番に整理します。

この記事の内容
  1. 伝える前に、1つだけ確認すること
  2. いつ伝えるか
  3. 誰に、どこで伝えるか
  4. 最初のひとこと(例文)
  5. 理由はどこまで話すか
  6. 引き止められたときの答え方
  7. 伝えたあとの流れ
  8. よくある質問

伝える前に、1つだけ確認すること

就業規則で「退職は何日前までに申し出る」と決まっているかを確認してください。

1ヶ月前としている会社が多いですが、会社によって違います。社内のイントラや、入社時に渡された書類に書いてあります。

⚠️ 次の会社の入社日を確定させる前に、ここを見てください。 順番が逆になると、板挟みになります。

ここを見ないまま「来月末で」と言ってしまい、慌てたことがあります。

いつ伝えるか

目安はこうです。

状況伝えるタイミング
次が決まっている内定承諾のあと、すぐ
次が決まっていない就業規則の期間+2週間ほど前
繁忙期がある職場繁忙期の山を越えたあと

曜日と時間もあります。

  • 週の前半(月〜水)のほうが、上司が次の段取りを考えやすい
  • 夕方以降。朝いちばんに言うと、その日ずっと気まずくなります
  • 大きな会議やトラブルの直後は避ける

誰に、どこで伝えるか

まず直属の上司に、1対1で。 これが基本です。

⚠️ 同僚に先に言わないでください。 上司が人づてに知ると、そこから空気が悪くなります。相談したい気持ちは分かりますが、社内の人に話すのは、上司に伝えたあとにします。

場所は、会議室など他の人に聞かれない場所を押さえます。オンライン勤務なら、個別のミーティングを設定します。

アポの取り方(例文)

「お時間のあるときに、15分ほどお話しさせていただきたいことがあります。今週のどこかでいかがでしょうか」

この時点で内容は言わなくて大丈夫です。

最初のひとこと(例文)

長く話す必要はありません。結論を先に言うほうが、お互いに楽です。

次が決まっている場合

「私事で恐縮ですが、◯月末で退職させていただきたく、ご相談に参りました。次の勤務先が決まっており、入社日も決まっています。」

次が決まっていない場合

「私事で恐縮ですが、◯月末で退職を考えています。働き方を見直したく、しばらく時間をとるつもりです。」

ポイントは3つです。

  • 「相談」ではなく「決めました」の形で言う(相談の形にすると、引き止めの余地が生まれます)
  • 希望の日付を先に出す
  • 感謝を一言添える(「大変お世話になりました」)

理由はどこまで話すか

詳しく話す義務はありません。

正直に言いたくなりますが、⚠️ 職場への不満を理由にすると、「じゃあそこを直すから」という話になり、辞めにくくなります。

避けたほうがいい伝えやすい
残業が多すぎる働き方を見直したい時期に来ている
人間関係がつらい別の環境で、新しいことに挑戦したい
評価に納得できないこれまでの経験を、別の形で活かしたい

嘘をつく必要はありません。言わないことを選ぶ、という話です。

引き止められたときの答え方

ほとんどの場合、一度は引き止められます。よくあるのはこの3つです。

1. 「条件を上げるから残ってほしい」

→「ありがたいのですが、条件の問題ではないので、気持ちは変わりません」

2. 「今は人がいないから、もう少し待ってほしい」

→「引き継ぎはしっかりやります。◯月末までに終わるよう進めます」

3. 「次はどこ?」

→ 答えたくなければ、「同業ではありません」程度で構いません。伝える義務はありません。

⚠️ その場で結論を変えないでください。 「少し考えます」と言うと、話が振り出しに戻ります。決めてから伝えているのだから、迷っていないことを示すほうが、結果的に早く終わります。

伝えたあとの流れ

  1. 退職日を決める(就業規則と引き継ぎの量から逆算)
  2. 退職届を出す(会社の書式があればそれに従う)
  3. 引き継ぎ資料を作る(自分がいなくても回る形にする)
  4. 有給の消化を相談する(残日数を先に確認しておく)
  5. 社内外への挨拶(上司と相談して、伝える順番と時期を決める)

引き継ぎ資料は、「次に座る人が、明日から困らないか」を基準に作ると迷いません。手順・連絡先・締切・つまずきやすい点の4つが入っていれば十分です。

辞めると決めたあとで、次をどうするか迷っている場合は、求人を見るだけでも状況が整理できます。すぐに動かなくても、選択肢を知っておくと気持ちが落ち着きます。

よくある質問

退職はメールで伝えてもいいですか?

最初は口頭が基本です。どうしても難しい場合や、リモート勤務で会えない場合は、まず面談を設定する連絡をメールで入れます。

何ヶ月前に言えばいいですか?

就業規則で決まっていればそれに従います。1ヶ月前としている会社が多いですが、引き継ぎの量が多い職種は、もう少し前に伝えたほうが進めやすいです。

有給は全部使えますか?

残っている日数と、引き継ぎの状況によります。まず残日数を確認して、退職日を決めるときに一緒に相談するのが現実的です。

退職届と退職願は違いますか?

一般的には、退職願は「お願いする」もの、退職届は「届け出る」ものとして使い分けられます。会社に書式があれば、それに従うのがいちばん確実です。

言ったあと、気まずくなりませんか?

最初の数日は空気が変わることがあります。ただ、引き継ぎを丁寧にやっていると、たいていは落ち着きます。

次が決まっていないまま辞めても大丈夫ですか?

人によります。生活費の見通しが立っているかが判断の分かれ目です。決める前に、収入が止まる期間を具体的に計算しておくことをおすすめします。

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さぶこ

この記事を書いた人|さぶこ

新卒2ヶ月で退職 → 外資系商社の営業事務 → メーカーで商品企画を約10年。転職を何度も重ね、副業も6つ試して失敗しました。いまは在宅で働いています。「スキルがない」と思っていた頃の自分に渡したいことを書いています。

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