
転職エージェントの使い方。初回の面談で何を話せばいい?
転職エージェントに登録すると、まず担当者との面談があります。でも、初めてだと「何を聞かれるんだろう」「何を話せばいいんだろう」と身構えてしまいますよね。
私は最初に行ったエージェントで「紹介できる求人がありません」と言われました。そのあと、名の知れた大手を含む複数のエージェントを並行して使っています。
その経験もふまえて、この記事では、初回の面談で何を話せばいいか、どう準備すればいいかを整理します。
- 転職エージェントの面談では何をする?
- 面談の前に準備しておくこと
- 面談で伝えておきたい5つのこと
- 話し方の例5つ
- 迷っている段階でも面談を受けていい?
- 面談のあと、どう付き合えばいい?
- よくある質問
転職エージェントの面談では何をする?
一般的な初回の面談は、次のような流れで進みます。
- これまでの経歴の確認
- 転職を考えている理由や、希望する条件の聞き取り
- 求人の紹介や、今後の進め方の説明
担当者は、面談で聞いた内容をもとに求人を探します。つまり、面談で伝えた情報が、そのまま紹介される求人の質につながります。うまく話そうとするより、正確に伝えることを意識したほうがうまくいきます。
面談の前に準備しておくこと
面談の前に、次のものを手元に用意しておくと、話がスムーズになります。
- これまでの職歴のメモ … 会社、期間、やっていた仕事。職務経歴書の下書きがあればそれで十分です
- 希望条件のメモ … 勤務地、通勤時間、勤務時間、雇用形態、職種
- 辞めたい・辞めた理由 … 何が合わなかったのかを、条件の言葉で
- 聞きたいことのリスト … 求人の探し方、書類の添削、面接の対策など
私は最初のエージェントで「紹介できる求人がありません」と言われたとき、準備が足りていなかったと感じました。そのときの話と、面談前に用意しておくとよかったことは、こちらの記事に書いています。
職務経歴書を書くとき、私は「書くことがない」と思いました。でも実際は、やってきたことが言葉になっていなかっただけでした。下書きの作り方は職務経歴書の記事を参考にしてください。
完璧な書類でなくても大丈夫です。メモがあるだけで、話がずっと進みやすくなります。
面談で伝えておきたい5つのこと
| 伝えること | なぜ大事か | 伝え方のコツ |
|---|---|---|
| 譲れない条件 | 合わない求人の紹介を減らせる | 「できれば」と「これだけは」を分けて伝える |
| 通える範囲 | 条件が合わない求人で時間を使わずに済む | 駅名や通勤時間の上限で具体的に |
| 転職の理由 | 同じことが起きにくい職場を探してもらえる | 人ではなく、合わなかった条件を主語にする |
| 転職したい時期 | 進め方のペースを合わせてもらえる | 「急いでいない」ならそのまま伝える |
| 不安に思っていること | 書類や面接の準備を手伝ってもらいやすくなる | 短期離職やブランクなど、気になることは先に話す |
とくに通える範囲は、最初にはっきり伝えておくのがおすすめです。私はアデコで紹介してもらった求人が、内容としては良かったのに、自宅から遠いなど条件が合わず、先に進みませんでした。条件の線引きを最初に共有しておけば、お互いに時間を使わずに済みます。
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私が使ったときは、担当の女性が親身に話を聞いてくれて、プッシュされなかったので気持ちが楽でした。なお、アデコ経由で転職が決まったわけではありません。並行して自分で受けていた会社のほうが条件に合い、そちらに決めています。

話し方の例5つ
例1:希望条件を伝える
「一般事務か営業事務を希望しています。通勤は片道1時間以内が条件で、ここは譲れません。残業は月に少しあるくらいなら問題ありません。」
例2:転職の理由を伝える
「前の職場では、一人で抱える雑用が多く、本来の業務に時間をかけられませんでした。仕事の分担がはっきりしている職場で、事務の仕事に集中したいと考えています。」
例3:まだ迷っていることを伝える
「転職するかどうか、まだ決めきれていません。今日は、自分の経歴でどんな求人があるのかを知りたくて来ました。」
例4:紹介された求人を断る
「ご紹介ありがとうございます。内容には興味があるのですが、通勤時間が条件を超えてしまうので、今回は見送らせてください。」
例5:連絡の頻度を相談する
「平日の日中は電話に出られないので、連絡はメールでいただけると助かります。夜であれば折り返しができます。」
断ることや迷っていることを伝えるのは、気が引けるかもしれません。でも、正直に伝えたほうが、担当者も次の提案をしやすくなります。
迷っている段階でも面談を受けていい?
受けてかまいません。「転職するかどうかを決めるために、情報を集めたい」という使い方も、ひとつの使い方です。
ただ、エージェントは企業から報酬を受け取る仕組みなので、担当者によっては応募を勧められることもあります。迷っている段階なら、そのことを最初に伝えておくと、ペースを合わせてもらいやすくなります。
私は面接の前後に連絡をもらえたことで、気持ちの面でかなり助かりました。一人で進めていると気持ちが落ちやすいので、状況を分かってくれている人がいるのは心強いものです。
面談のあと、どう付き合えばいい?
面談が終わったら、次のことを意識しておくと、うまく付き合いやすくなります。
- 紹介された求人には、なるべく早く返事をする … 応募しない場合も、理由を一言添えると次の紹介が合いやすくなる
- 条件が変わったら伝える … 働ける時間や勤務地の希望が変わったら、すぐに共有する
- 合わないと感じたら、担当の変更や別のエージェントも考える … 担当者との相性はあります
エージェントは1社に絞る必要はありません。私も複数を並行して使っていました。並行して使うときの注意点は、転職エージェントは複数使っていい?にまとめています。
面談は、うまく話す場ではなく、正確に伝える場です。まずは「譲れない条件」と「通える範囲」の2つだけ、メモに書き出してから面談に臨んでみてください。
メモを見ながら話しても大丈夫です。担当者も、そのほうが正確に聞き取れます。
よくある質問
転職エージェントの面談には、どんな服装で行けばいいですか?
面接ではないので、清潔感のある普段の服装で大丈夫なことが多いです。オンラインの面談なら、上半身が整っていれば問題ありません。案内に指定があればそれに従ってください。
面談はどのくらいの時間がかかりますか?
エージェントによって違います。案内に書かれていることが多いので、予定を立てるときに確認しておきましょう。
まだ転職するか決めていなくても、面談を受けていいですか?
受けてかまいません。迷っている段階であることを最初に伝えておくと、情報収集として話を聞きやすくなります。
紹介された求人は、断ってもいいですか?
断ってかまいません。条件に合わない理由を一言添えると、次に紹介される求人が自分に合ったものになりやすくなります。
短期離職やブランクのことは、面談で話したほうがいいですか?
先に話しておくのがおすすめです。担当者が事情を知っていれば、書類の書き方や面接での伝え方を一緒に考えてもらいやすくなります。
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