
在宅でできる事務の仕事。どんな求人があり、どう探す?
通勤の負担を減らしたい、家のことと両立したい。そんな理由で、在宅でできる事務の仕事を探している方は多いと思います。
私は子育て期に、在宅の事務を業務委託で複数社受けていました。週3日、週20時間ほどの働き方です。いまも在宅で、発信やSNS運用の仕事をしています。
この記事では、在宅でできる事務にはどんな働き方と仕事内容があり、求人をどう探して、何を確認すればいいかを整理します。
- 在宅でできる事務の働き方は3種類
- 在宅の事務には、どんな仕事がある?
- 求人票の「在宅可」で確認したいこと
- 状況別:在宅事務の探し方の例4つ
- 気をつけたい募集の見分け方
- 在宅で働いて感じたこと
- よくある質問
在宅でできる事務の働き方は3種類
在宅でできる事務の仕事は、大きく分けると次の3つの働き方があります。
| 働き方 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 正社員・契約社員の在宅勤務 | 会社に雇用されて、在宅勤務の制度を使って働く。出社日がある場合も多い | 安定した雇用で、通勤の回数を減らしたい人 |
| 派遣の在宅勤務 | 派遣会社に雇用され、派遣先の仕事を在宅でする | 勤務時間や期間の条件を決めて働きたい人 |
| 業務委託 | 雇用ではなく、仕事を受けて納める形。時間や量を調整しやすいことがある | 自分で時間を管理できる人、短時間で働きたい人 |
業務委託は、会社に雇用される働き方とは違い、社会保険や有給休暇などの扱いが変わります。働き方によって守られる範囲が違うことは、最初に知っておきたいところです。制度の細かいところは、契約の内容や会社の案内で確認してください。
派遣と正社員の違いについては、派遣と正社員の比較記事にまとめています。
在宅の事務には、どんな仕事がある?
在宅でできる事務の仕事としては、たとえば次のようなものがあります。
- データ入力・データの整理 … 顧客情報や売上データの入力、表の更新
- メール・問い合わせ対応 … お客様や取引先からの問い合わせに、メールやチャットで返信する
- 書類作成 … 見積書や請求書、社内資料の作成
- 経理の補助 … 請求書の処理、経費の入力など
- スケジュール管理・秘書業務 … 予定の調整、連絡の取り次ぎ
どれも、パソコンとネット環境があれば進められる仕事です。一方で、郵便物の処理や来客対応、書類の押印など、出社しないとできない作業がある職場では、完全在宅にならないこともあります。
「在宅可」と書いてあっても、どこまで在宅なのかは求人によって違います。
求人票の「在宅可」で確認したいこと
在宅の求人は、言葉の書き方が幅広いので、次のところを確認しておくと入ってからのギャップが小さくなります。
- 在宅の頻度 … 毎日在宅なのか、週に何日か出社があるのか
- 研修期間の扱い … 最初の数か月は出社、という求人もある
- パソコンなどの機器 … 会社から貸し出されるのか、自分で用意するのか
- 通信費や電気代 … 手当があるか
- 勤務時間の決まり … 時間が固定か、ある程度自由に決められるか
- 連絡の手段 … チャット、電話、オンライン会議など、何を使うか
求人票に書かれていないことは、面接で確認してかまいません。求人票の全体の読み方は、求人票の見方の記事にまとめています。
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状況別:在宅事務の探し方の例4つ
例1:事務の経験があり、正社員で在宅勤務をしたい
「在宅勤務可」「リモートワーク制度あり」と書かれた正社員の事務求人から探します。出社の頻度は会社ごとに違うので、週に何日出社があれば許容できるかを先に決めておくと、比べやすくなります。
例2:家のことと両立するため、短時間で働きたい
時短や週数日の勤務ができる派遣の求人や、業務委託の仕事が候補になります。働ける曜日と時間帯を書き出してから探すと、条件に合うものを見つけやすくなります。
例3:事務は未経験で、在宅で始めたい
在宅の事務は、ある程度ひとりで仕事を進められることが求められやすいと言われています。最初は出社のある事務で経験を積み、仕事の流れを覚えてから在宅の働き方を探す、という順番も考えられます。
例4:いまの会社で在宅勤務を増やしたい
転職の前に、社内に在宅勤務の制度があるか、就業規則や社内の案内を確認してみてください。制度があれば、上司に相談するだけで働き方を変えられることもあります。
気をつけたい募集の見分け方
在宅の仕事の中には、条件をよく確かめたい募集もあります。次のような特徴があるときは、応募する前に一度立ち止まって確認してください。
- 仕事を始める前に、教材代や登録料などのお金を払うよう求められる
- 仕事内容があいまいなのに、収入の話だけが強調されている
- 会社の名前や所在地、連絡先がはっきり書かれていない
- 契約の内容を書面で示してもらえない
とくに、働く前にお金を払う必要がある募集は、慎重に考えたほうがいいと言われています。迷ったときは、すぐに返事をせず、家族や信頼できる人に相談してから決めてください。
在宅で働いて感じたこと
在宅の事務は、通勤がないぶん、時間と体力に余裕ができる働き方です。私は以前、通勤が往復3時間になった会社で体調を崩して退職したことがあるので、通勤がないことの大きさは身にしみています。
一方で、オンラインで社長秘書の仕事をしたときは、メールや問い合わせへの対応が中心で、スキルアップにはつながらないと感じました。在宅の事務を探すときは、「家でできるか」だけでなく、その仕事を続けた先に、どんな経験が残るかも考えておくといいと思います。
事務の仕事を続けながらキャリアを考える話は、事務職はキャリアになるの記事に書いています。
在宅の事務を探すときは、「どこまで在宅か」と「どんな働き方か」を先に決めておくと、求人を比べやすくなります。まずは、出社が週に何日までなら大丈夫か、働ける曜日と時間帯を書き出してみてください。
条件がはっきりしているほど、合う求人に早く出会えます。
よくある質問
在宅の事務は、未経験でもできますか?
未経験から応募できる求人もありますが、在宅ではひとりで仕事を進める場面が多くなります。不安がある場合は、出社のある事務で経験を積んでから在宅を目指す方法もあります。
在宅の事務に、パソコンは自分で用意する必要がありますか?
会社から貸し出される場合と、自分で用意する場合があります。求人票や面接で確認しておきましょう。
「在宅可」の求人でも、出社することはありますか?
あります。研修期間だけ出社、週に何日か出社など、求人によって違います。在宅の頻度は、応募前に確認しておくのがおすすめです。
業務委託の在宅事務は、雇用される働き方と何が違いますか?
業務委託は雇用ではないので、社会保険や有給休暇などの扱いが変わります。契約の内容をよく読み、分からないところは確認してから始めてください。
在宅の仕事で、気をつけたほうがいい募集はありますか?
働く前に教材代や登録料などを求められる募集や、仕事内容があいまいな募集は、慎重に確認したほうがいいと言われています。迷ったときは、すぐに返事をしないことが大切です。
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